オートコレクトとマジッククォート¶
オートコレクトはよく知られた機能で、Zettlrでもサポートしています。オートコレクトの動作をカスタマイズする多くの設定項目があり、設定ダイアログでそれらを設定することができます。
オートコレクト¶
オートコレクト機能は、入力内容を絶えずチェックして、置換テーブルに一致する文字の並びを見つけたら、設定された置換文字列に置き換えます。
Zettlrには事前に定義されたオートコレクトの置換リストが含まれていて、一般的な置換定義の多くを網羅しています。例えば、ハイフン2つ(--)をenダッシュ(–)に置き換えます。設定ダイアログで、定義を追加、編集、削除することができます。一覧の左側の列はアプリケーションが探す文字列、右側の列は置換後の文字列です。
オートコレクトは2つのスタイルが提供されます。Microsoft WordとLibreOfficeのどちらに慣れているかによって、「Word」モードと「LibreOffice」モードのいずれかを選択してください。2つのモードはオートコレクトの発動するタイミングが異なります。Wordモードでは、置換対象の文字列が現れたらすぐに置換が行われます。LibreOfficeモードでは、置換対象の文字列の後にスペースかEnterを押すことで置換が行われます。いずれも、バックスペースを押すことで置換した文字を元に戻すことができます。
LibreOfficeモードがおすすめです。このモードでは、
スペース
の代わりにShift+スペース
、Enter
の代わりにShift+Enter
を押すことで、置換を行わないという選択が可能です。
マジッククォート¶
マジッククォートはデフォルトのクォーテーション("
と'
)の代わりに、印刷上正しい記号の入力を補助するための機能です。設定ダイアログのドロップダウンリストから選択するか、事前に定義されたいくつかの言語についてはボタンをクリックして選択してください。最初の選択肢を選ぶ(もしくは「無し」ボタンをクリックする)と、デフォルトのクォーテーションマークが設定されます。
オートコレクトが有効な場合、マジッククォートも自動的に有効になります。オートコレクトを無効化するとマジッククォートも無効化されます。オートコレクトが有効なまま、マジッククォートだけを無効化したい場合は、デフォルトのクォーテーションマークを選択してください。