Zettlrからのエクスポート

ファイルのエクスポートは、あなたの文書を他の人に受け渡すために重要なインターフェースとなります。エクスポート機能を使うと:

  1. HTML形式などでファイルをプレビューし、それを印刷することができます。(Cmd/Ctrl+Pを押して印刷すると、内部的にHTMLにエクスポートします。)
  2. WordやOpenDocumentファイルのように、他の人たちが扱えるような形式でエクスポートすることができます。
  3. 例えば(セミナー論文などの)提出用にPDFにエクスポートし、それを印刷することができます。

エクスポートの準備

Zettlrでのエクスポートは、すべて、フリーソフトウェアパッケージのpandocとLaTeXを使用して行われます。すべての形式のエクスポートで、変換を行うためにはpandocが必要です。LaTeXはPDFへのエクスポートにのみ必要です。

pandocをインストールしていなくても、HTMLへのエクスポートだけは可能です。この場合、Zettlrは、内部的にShowdown.jsを使ってファイルを解析します。しかし、このライブラリは、pandocほど多くの機能をサポートしていません。セットアップガイドにしたがって、pandocとLaTeXをコンピュータにインストールしてください。

Zettlrは、これらのパッケージを見つけるためにそれなりの努力をします。もし、アプリケーションがバイナリファイルを発見できなければ、エラーを吐きます。

これらのパッケージをインストールしたにもかかわらずZettlrのエクスポート機能が使えない場合は、設定を確認してください。高度な設定タブの入力欄に、pandocの実行ファイルパスとXeLaTeXの実行ファイルパスを入力することができます。ここに入力して、再起動すると設定が有効になります。もし、ダメな場合は私たちにお知らせください。

高度な設定タブ

エクスポートの設定

バージョン0.17以降で、Zettlrは要望に応じて、文書のエクスポートに関する多くの設定項目を用意しました。これらは2つのダイアログに分かれています。エクスポートに関する一般的な設定は、設定ダイアログにあります。エクスポートタブを開いてください。そこには、エクスポートをカスタマイズための2つのセクションがあります。1つ目は、結果ファイルを格納するディレクトリの設定です。

  • 一時ディレクトリを選択すると、Zettlrはエクスポートしたファイルを保存するための一時フォルダを作ります。一時フォルダは、どのOSでも一時的なファイルを保存するための特別なフォルダであり、ファイルが不要になり次第、抹消されるものです。エクスポートしたファイルをシステム上のどこにも保存したくない場合には、この設定が良いでしょう。一時フォルダにエクスポートする設定で、ファイルを永続的に保存したい場合は、どこか他のフォルダに明示的に保存する必要があります。
  • 現在の作業ディレクトリを選択すると、Zettlrはエクスポートしたファイルを、現在開いているディレクトリに保存します。この場合、エクスポートした文書を永続的に保存するために、一時フォルダ以外の場所に保存する必要はありません。エクスポート機能は、確認することなくファイルを上書きすることにご注意ください。

2つ目のセクションは、ZettlrがサポートするZettelkasten要素をどのように処理するかを設定します。Zettelkasten要素とは何かを知りたい場合は、該当のセクションを参照してください。ここでは、エクスポート時に、これらの要素を残すか削除するかを設定します。何故なら、多くの状況下で、これらの要素はアプリケーション内だけで有効活用されるものであり、エクスポートした文書には残したくないからです。

もう一つの、エクスポートに関する設定は、PDF設定ダイアログにあります。メニューから開くか(メニュー項目の通常の設定の下にあります)、Cmd/Ctrl+Alt+,のショートカットを使ってください。このダイアログではPDFのエクスポートに関する設定を行います。用紙の種類、余白、フォント、フォントサイズ、ページ番号を出力するか、出力するならどの形式かなどの多くの設定を選択することができます。ほとんどのエクスポート設定は、自己説明的で、一般的なワードプロセッサーの設定項目と類似しています。